一票の格差に反対のブログ

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核シェルターは戦争抑止力に成りますよね?

核シェルターは兵器だと言う事に気づかないといけません。

それは基本的にミサイル防衛と同じものです。ミサイル防衛が攻撃には役に立たない兵器なように、核シェルターも防衛にしか役に立たない兵器です。

もし核シェルターが無意味なら、ミサイル防衛も無意味です。しかし、現実には、ミサイル防衛の為に莫大な予算を使っています。

国民全員が入れる核シェルターは不可能でも、核攻撃された後、鼻歌を歌いながら、のこのこやって来る占領軍に、恨みの鉄槌を下す人員くらいは生き残れるシェルターを造って置かなければ成りません。

攻撃側の心理を理解するべきです。攻撃側は、相手が核シェルターを持っていないと知れば、相手を核攻撃して、全滅に近い大損害を与えれば、簡単に低いコストで占領できると考えるでしょう。

しかし相手が核シェルターを持っていれば、核攻撃しても、全滅させる事はできず、生き残った者との地上戦に成ります。簡単に占領できません。つまり占領にはコストが必要です。

核攻撃によって、タダ同然に、簡単に占領できるなら占領してやろうと思ったが、そうではなく、コストが必要なら、コストを払うのは嫌なので、核攻撃を中止する事に成ります。つまり、核シェルターは戦争抑止力に成るのです。

しかし、自民党政府は莫大な防衛予算を計上しながら、核シェルターの為には、ほとんど予算を計上しません。核シェルターは当然、防衛予算を使って建設しなければ成りませんよね?