10/31(月)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e086158d5196cb …
「赤っ恥」とは、まさにこのことだろう―。
神奈川・相模原市にある廃ホテルに指名手配中の男が「立てこもった」のは10月20日午後のこと。
捜査員150人で取り囲んだにもかかわらず、神奈川県警はこの男を「取り逃がした」のだ。
男は監禁、暴行の疑いで指名手配中の暴力団関係者(40代)とみられる。
「いきなり警察が規制線を張りだし、道路を封鎖しました。やがて上空ではヘリコプターが旋回し、報道陣ややじ馬も集まってきて、一帯は騒然としていました」(近隣住民)
ところが4時間以上にも及ぶ捜索の末、「もぬけの殻」だったことが判明した。あまりにお粗末な結末だが、こうした神奈川県警による不祥事は枚挙に暇がない。
「段取りがうまくいけば失敗はなかった」
'19年には厚木署員が刑務所への収容前の被告に逃げられている。'22年も大船署の男性巡査長が詐欺容疑で書類送検されるなど、失態続きだ。
今回のケースでいえば、同県警の捜査員が男の車を発見したのは同日昼だった。戻ってきた男に声をかけようとしたところ逃走。捜査員は冒頭の廃ホテルに立てこもったと思い込んでいた。
「ホテルの建物は厳重に施錠してあり、入れるはずがありません。警察から立てこもっていると聞いて、私たちも不思議でした」(元ホテル関係者)
そもそも包囲するまでの時間や配置などは適切だったのだろうか。
「150人で建物、敷地だけを固めていたらそれは間違い。人が多すぎると逆に連絡ミスなどが生じます。それにいないことがわかり始めた時点で警戒範囲を広げていくこともできたはずです。段取りがうまくいけば失敗はなかったでしょう」(元警視庁刑事の吉川祐二氏)
空振りの原因には、警察組織の強い縦割り意識の弊害が出た節もある。
「事件は神奈川県警管内ですが、東京都との県境のすぐ近くで起きた。派遣されてきた警視庁の捜査員を前に、無様な姿を見せたくない県警が手柄を立てようと焦ったことがミスにつながったのではないでしょうか」(元全国紙警察担当記者)
不祥事続きの神奈川県警が汚名返上できる日はくるのだろうか。
神奈川県警と埼玉県警はどっちの方がアホですか?
150人もの捜査員が4時間以上も包囲したのに、まさかの「もぬけの殻」…!神奈川県警の信じがたい「赤っ恥」