写真の右が逆点のクロスを上げた9番の三苫、中央でスライディングしているのが25番の前田です。この前田のスライディングは、結局ボールに触れず空振り。
ですから前田のスライディングは無駄なようですが、この前田の空振りスライディングが有ったから、三苫のクロスが成功したのではないでしょうか?
何故なら、この前田のスライディングに釣られて、スペインのボールキーパー23番がゴールの中に倒れこんでしまったからです。前田のスライディングシュートがゴールに飛び込んで来ると思ったのでしょう。まさか空振りするとは思ってないですから。
もし、キーパーが倒れずに立っていれば、三苫のクロスをキャッチするか、パンチングではじいていたでしょう。
さらに、スライディングで倒れた前田の体が邪魔に成って、スペインのダニエル・カルバハル20番が前に飛び込めず、三苫のクロスを途中でカットできませんでした。
結果、三苫のクロスはゴール前の絶好の位置に飛び、田中のシュートにつながったのです。