図のように「ウミヘビ座」の方向に向けて、衛星を打ち上げるのです。地球は「ウミヘビ座」の方向に、秒速600kmで進んでいます。人工衛星の周回速度は、8km/s です。従って図のA地点では、人工衛星は、「ウミヘビ座」に対して、608km/sで近づき、B地点では、592km/s で近づく事に成ります。
つまり、人工衛星はダークマターに、A地点では秒速608kmで「正面から」衝突し、B地点では秒速592kmで「後方から」追突されます。従って、人工衛星の速度を正確に計測すれば、A地点では減速し、B地点では加速するはずです。何故なら、ダークマターには「質量」が有るからです。
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私たちはいかに速く複雑な軌道で宇宙を旅しているのか?