一票の格差に反対のブログ

民主主義のブログです。

島根県(人口66万人)と東京の中野区(32万人)を合区する事は中野区にも利益が有りますよね?

図のように、島根県(人口66万人)は中野区(32万人)を合区し、一つの選挙区とするのです。
同様に、鳥取県(57万人)は板橋区(55万人)を合区します。徳島県(73万人)は杉並区(56万人)を合区。
高知県(76万人)は大田区(72万人)を合区します。

こうしたら、それぞれの県は人口が倍近くに成り、島根県鳥取県徳島県高知県は、それぞれの県から参議院議員を出す事ができるように成りますよね?

もちろん、合区には合区する双方の合意が必要です。例えば島根県は中野区との合区によって、島根県出身の参議院議員を出す事ができるという利益が有ります。中野区の利益は?

現在、東京は、全体で12人の参議院議員を出していますが、これは中野区の参議院議員とは言えません。東京都には、62の区市町村(23区、26市、5町、8村)があります。 その全体で参議院議員は12名。そして参議院は半数改選ですから、一回の参議院選挙で東京から選ばれる参議院議員は6名に過ぎません。

東京の人口は1400万人ですから、中野区(32万人)など、全く取るに足らず、無視されてしまいます。しかし、島根県と合区すれば、中野区と島根県で、一人の参議院議員を出す事が出来ます。これが中野区が島根県と合区する事によって得られる利益です。従って、島根県も中野区も、合区によって利益が得られるのですから、合区に賛成ですよね?

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