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多世界解釈を数学的に裏付ける理論はBT定理ですか?


つまりは、我々の宇宙は一個ではなく、一個の宇宙が次々と増えていくという考えです。宇宙が増える度に、我々自身も増えて行きますから、私という人間も一人ではなく、たくさんの私が存在する事に成ります。トンデモな考えに見えますが、今では世界を理解する上で有力な考えです。

物理学では、理論には数学的裏付けが必要です。多世界解釈を裏付ける理論はBT定理(バナッハ・タルスキーの定理)ではないでしょうか?

バナッハタルスキーの定理とは、3次元空間内で、球を有限個の部分に分割し、それらを回転や平行移動だけで組み替えることで、元の球と同じ大きさの球を2つ作ることができるという数学的な定理です。1924年ポーランドの数学者ステファン・バナッハとアルフレト・タルスキによって証明されました。

一つの球体を二つにできるのなら、当然、2つを4つに、さらには8つにもできるわけです。つまりはいくらでも増やせると言う事です。

更には、恐ろしい事に、BT定理では、小さな素粒子のような球体から、太陽の大きさの球体を作り出せると言うてます。従って、この理論も、多世界解釈の理論と同じように、トンデモな考えに見えますが、BT定理は「定理」を名乗る事が許されているだけあって、完全に正しい理論です。従って、多世界解釈とBT定理を組み合わせれば、多世界解釈の正しさを理論的に裏付ける事が出来ますよね?

つまり、電子銃から1個の電子が発射されたら、この電子は、直ちにBT定理を発動し、百分の1秒ごとに、あるいは百万分の1秒ごとに、BT定理によって、1個から2個に増えていくという事です。つまり、世界は電子であふれる事に成ります。

しかし、BT定理は、1個の素粒子から、太陽程の大きさの物を作り出せますから、電子がどんなに増えたとしても、電子の居場所が無くなる事は有りません。つまり、何を言いたいかと言うと、BT定理を発動すれば、宇宙を何個でも作り出せると言う事です。つまり、百万分の1秒ごとにBT定理を発動して、多世界宇宙を実現し、それによって、多世界解釈が可能に成ると言う事ですよね?