アメリカの識字率は79%で、日本(99%)よりも低くなっています。特に南部諸州の識字率が低く、ニューメキシコ(70.9%)、テキサス(71.8%)、ミシシッピー(72%)、ルイジアナ(72.9%)などです。
アメリカでは、成人の8.1%にあたる約1600万人が読み書きができない非識字者です。これは先進国の中でも高い割合で、経済格差や教育への投資が問題だと指摘されています。
また、アメリカには4千万人の成人が非識字者で、これは総人口の15%に当たります。さらに、3千万人の労働者が仕事の上で文字を使うことが出来ず、いわゆる機能的非識字者の状態です。
日本の高校の1学級の生徒数は、高校標準法で40人と定められています。それに対して、アメリカの高校の1クラスの生徒数は、10人前後が一般的です。担任制ではなく、科目ごとに先生や教室、クラスメイトが異なるため、ディスカッションを中心とした授業が行われることが多く、1クラスの生徒数が10人前後が一般的です。
1クラスの生徒数が少ないほど、一人ひとりの生徒へのサポートが行き届いていることの目安になります。少人数制であることのメリットはさまざまです。まず、先生からすると、一人ひとりの生徒の性格や強み、弱点などを把握しやすく、生徒ごとに最も望ましい指導のアプローチをとれることです。
また、1対1のサポートプログラムでは生徒専属の「学習コーチ」がつき、学習スキルを指導します。