何故、マーチなのかと言うと、3月に成り温かくなると、軍隊が招集され、太鼓を叩き、ラッパを吹きながら、マーチングバンドを先頭に行軍し、隣国に攻め込み、領土を奪い取っていたからです。
「マーチ」という言葉は、ローマの戦いの神マルスにちなんで名付けられたラテン語の「マルティウス」に由来しています。つまり、ローマ時代には、毎年3月に成ると軍隊を動員して戦争を始めていたのです。
日本では、3月を弥生(やよい)と呼び、春の最後の季節で、草木がいよいよ生い茂るという意味です。他に、花月(かげつ)、嘉月(かげつ)、花見月 (はなみづき)、夢見月(ゆめみつき)、桜月(さくらづき、陰曆)、暮春(ぼしゅん)等の別名もあります。
欧米の戦争の始まりを意味するマーチに比べ、何とおだやかで平和な呼び名でしょうか?