人工肛門使用者用トイレは有りませんが、多機能トイレなら人工肛門使用者も使えます。これから人工肛門使用者は増えるでしょう。大腸がんは、胃がん・肺がんを超えて、日本で一番罹患率の高いがん、男性はおよそ11人に1人、女性はおよそ13人に1人が、一生のうちに大腸がん。人工肛門使用者は現在20万人。
人工肛門使用者に成ると、トイレにそれ用の「流し」が必要になるようです。しかし不足しています。人工肛門使用者が使える多機能トイレを増やすには多額の予算が掛かるからです。多機能トイレでなくても、普通のトイレの洗面台を、人工肛門使用者も使えるように改造したらどうでしょう?
多機能トイレを造るには、多額の予算が掛かりますが、普通のトイレの洗面台を人工肛門使用者も使えるように改造するだけなら、費用も安く、数を増やせます。民間の喫茶店やレストランのトイレの改造に成りますから、国から税金で支援する必要が有ります。
そうでもしない事には、人工肛門使用者は、従来の洗面台を使ってしまい、その結果、悲惨な事に成ります。先日、私が借りた民間のお店のトイレの洗面台は、配管が汚物で詰まってました。汚物を流すには、配管が小さすぎるのです。結果、私は手を洗えなかっただけですが、これを掃除しなければならない、お店の人は大変だと思います。