つまり、孟子の母、孟母にとって最重要なのは、子供を成長させ、子供の才能を延ばす事だったのです。是を政治に例えれば、孟母が政府、孟子が国民です。すなはち、政府にとって最重要なのは国民を成長させ、国民の才能を延ばし、国民の能力を最大限に発揮させる事なのです。
もし自民党政府がそれに成功していれば、図のグラフのような事には成らなかったでしょう。つまり、自民党政府は孟母ではなかった、国民の能力を最大限に発揮させる事に失敗したということです。
何故、自民党が失敗したのかというと、地方の公共事業ばかり金を使い、国民の教育の為には金を使わなかったからです。孟母とは正反対ですね?
経済協力開発機構(OECD)は2018年9月11日(パリ現地時間)、2018年版の「図表でみる教育(Education at a Glance 2018)」を公開した。国内総生産(GDP)のうち小学校から大学までの教育機関に対する公的支出の割合は、日本が最下位だった。
孟母は子供の教育を最優先にして、教育の為なら、自ら子供を抱えて引っ越しを繰り返しました。従って自民党政府は孟母に習い、子供の教育の為なら引っ越し費用を支援するべきです。
子供の教育を考えたら、地方に住むより都市部に住んだ方が良いです。しかし、自民党は孟母と正反対の事をやっています。なんと、都市から地方への移住に金を出しているのです。孟母が聞いたらあきれるでしょう。
2020年の大学進学率(現役)を都道府県別にみると、1位「東京」64.7%、2位「京都」62.8%、3位「兵庫」57.9%、4位「広島」57.6%、5位「神奈川」57.5%。 これを見れば、都市部の方が教育に良い事は明らかであり、孟母なら都市部に引っ越すでしょう。
以上、自民党の政治は、理想の政治である孟母三遷とはかけ離れた政治であり、自民党に政治を任かしていたら日本に未来は無いですね?
せいぜい「スシローペロペロ高校生」(岐阜県)が増えるだけですね?
理想の政治とは孟母三遷ではないでしょうか?
孟子は幼いときに父親を失い、母親一人の手で育てられた。最初墓の近くに住んでいたが、息子が葬式の真似ばかりするので教育上好ましくないと母親は思い、市場の近くに引っ越した。息子は今度は商人の真似ばかりして遊んでいる。やはりここも好ましくないと思った母親は、今度は学校の近くに引っ越した。すると息子は祭礼の道具を並べて、儀式の真似をして遊ぶようになった。母親はこここそ息子の教育にふさわしい場所だといって、初めて安心して住まいを構え住みついた。