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日本人女性がバカにされるのは自民党の責任ですね?

「日本の女の子は簡単。アイラブユーって言えば、すぐ落ちる」基地内にはナンパサークルも…実際に聞いてわかった「沖縄・在日米軍の恋愛事情」

https://bunshun.jp/articles/-/66717

「日本人の女の子は簡単だね」
 日本での暮らしはどうなのか。トムにさっそく質問をぶつけてみる。

「悪くないね。日本人の女の子はキュートだし、楽しいよ」

 トムに言わせれば、基地に勤務する軍人の多くはかなり遊んでいるらしい。アメリカに妻子がいる者でも独身者を装って、青春を謳歌しているという。

「日本人の女の子は簡単だね。耳元でアイラブユーっていえば、すぐに落ちる」

 沖縄では、米軍の兵士に熱をあげる女性を「アメ女」などと呼ぶ。トムによれば、基地にはナンパサークルなるものもあるそうだ。ひとりが口説き、飽きたら捨てる。そこで別のメンバーが相談に乗る振りをして近づく。そうしてサークル内でアメ女を回しているらしい。正直、聞いていて気分がいい話ではない。

 私がムッとしたのに気がついたのか、トムは急に話題を変えた。

「だけど、以前に比べると遊びにくくなったよ。門限も厳しくなったし、車も自由に買うことができないし」

 車の所有は許可制で、ある程度、階級が上がらないと購入することができないという。仮に許可を得たとしても、自由にどこで買ってもいいわけではなく、上司が特定の店に、購入希望者をまとめてつれていくのだそうだ。トムは上司がその中古車屋からキックバックをもらっているのではないかと疑っていた。

 その中古車屋はどこにあるのか。場所を聞いて私は納得がいった。トムのいう中古車屋は私もよく知っている。アメリカ人が好みそうな、大きくて燃費の悪い車ばかり揃えた妙な店で、ろくな営業活動もしていないくせに、なぜか潰れないという不思議な店である。なるほど、そういうカラクリがあったのか。

 車の購入代金の一部は“思いやり予算”から出されているらしい。たとえば、カード一括払いで30万円の中古車を購入すると、半額が思いやり予算から助成される仕組みだそうだ。

 そろそろ時間である。私がご馳走する約束だったので、クレジットカードを出した。しかし、その店では私のカードは使えないという。それならばと現金を出したが店員がつきかえしてくる。ここではドルしか使えないらしい。

 結局、その場はトムがカードで立て替えてくれた。悪いと思った私は1ドル105円で計算し、日本円を彼に渡すと、トムは喜んで受け取った。しばらく続いた円高で、円は貴重になっているという。基地の外であまり遊んでいなかったので助かったと言われた。

基地の外で暮らす米軍関係者
 次に会ったのは、基地の外で暮らす米軍関係者だ。

 名前は仮にピーターとしておこう。ピーターは軍関係のシステムエンジニア。母国の某有名大学を卒業したというインテリで、口ひげを生やした50代の男性だ。

 私は、彼の家へと招かれた。場所はコザから車で40分ほどかかる田舎町。教えられた住所に到着して驚いた。とてつもなく広いではないか。鉄筋コンクリートを使用した洋風の建物で外観からして頑丈そうな様子が見てわかる。表現は悪いがラブホテルをかなり上品にした感じだ。広々とした庭の芝生も丁寧に刈り込まれている。家賃は25万円。ピーターはここに妻と子ども3人と暮らしているという。

 彼の子どもたち3人も交えて話をした。当時としては珍しく(そう思うのは日本人だからかもしれないが)、ピーター家では、家族全員がそれぞれパソコンを所持していた。しかも、スマートフォンタブレットも家族全員が持っている。そんなに給料をもらっているのだろうか。

「基本給自体はたいしたことはないが、海外赴任手当が加算されるのが大きい。沖縄での任期はあと1年だが、いま延長の希望を出しているところだ」

 ピーターや家族の様子を見ていると、かなり余裕のある暮らしをしていることがわかる。