この一票の格差判決は、合憲か、違憲か、２つに一つしか有りません。そこで、この２つを場合分けして考えてみましょう。
まず一票の格差３倍を合憲とする判決が出た場合、国民はやる気を失い、例えば中国共産党軍が日本に攻めて来ても日本を守る為に戦おうとはしないでしょう。何故なら、人は自分を差別する制度を守る為には戦わないからです。
一票の格差３倍とは、「お前には1/3の価値しかない」と言われたも同然です。そこまで言われて、たった一つしかない自分の生命を捨てて戦う理由が有りません。それはちょうど、アメリカの南北戦争で、南部の黒人奴隷に「お前たちを差別する南部の為に戦え」と言うようなものです。
従って、中国共産党軍が日本に攻めて来た時、日本国民を戦わせるには、一票の格差３倍は違憲と判決するしかないのです。これが、私が全日本国民を代表して最高裁裁判官に申し上げる事です。
