宗谷海峡は42kmしかないので、何万隻もの、大量の一人乗りボートを用意して、それで海峡を渡る事も可能です。何万隻もの大量の一人乗りボートを撃沈するのに、魚雷は使えませんし、大口径の砲撃も効率的ではないです。そもそも大口径の砲自体が、ミサイルの標的にされてしまいます。
戦闘機、爆撃機、攻撃ヘリコプター、で対応しようとしても、対空ミサイルでやられますし、一人乗りのボートに対して高価なミサイルを使うのは採算が合わず、第一、そんなに大量のミサイルも用意できません。
一人乗りボートが50万隻必要なら、造る事は可能です。一隻、100万円で造れるでしょう。ボートには携帯式のミサイルや迫撃砲、弾薬、食糧、その他の補給品を積めます。
重い兵器は必要ないです。なぜなら現在ではトマホークに代表される長距離精密ミサイルが有るからです。
海上ですから、一人乗りボートの周囲には、煙幕を張ります。煙幕を張られると、めくら撃ちに成るので、一人乗りボートを攻撃できなく成ります。
一人乗りボートには自動航行装置を付けていれば、煙幕で視界が遮られても、自動で目的の海岸に走ってくれます。海上自衛隊がフリゲート艦で対抗しようにも、対艦ミサイルやカミカゼ・ドローンの餌食に成るだけです。
従って、制空権を取ろうが、取るまいが、関係ないのです。ウクライナ戦争でも、ウクライナもロシアも、制空権を取らずに戦っています。制空権を取っても意味が無いからです。