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賃貸住宅に住んでいる人は早死にする?

https://news.yahoo.co.jp/articles/11ff3176481ba0 …
1/21(日)

 喫煙による健康被害よりも、失業のショックよりも、賃貸に住んでいるストレスのほうが寿命を縮める。そんな衝撃の研究結果を名門大が発表した。膨大なデータ分析から老化の原因を解き明かす。

 賃貸か持ち家か―。不動産のプロたちが真っ二つに分かれ、長きにわたり激しい論争が繰り広げられてきたこの命題に、ついに決着がつくかもしれない。

 このほど、1840年にイギリスで創設された名門総合医学誌出版社「BMJ」が発行する「疫学公衆衛生ジャーナル」に、住宅論争を左右するある重要な論文が掲載されたのだ。

 論文のタイトルは『住宅環境は老化の早さと関連するか』というものです。その研究結果は、賃貸住宅に住んでいる人は持ち家の人と比べ老化が早まる、つまり早死にする可能性があるという衝撃的なものでした」

 総務省の統計資料によると、日本の住宅総数のうち3割以上は賃貸物件だ。「賃貸に住んでいると早死にする」というこの研究が事実だとすれば、ただ事ではない。

 なぜ、賃貸だと早死にするのか。どれほど早く老化が進むのか。アデレード大研究チームのメンバーであるエンマ・ベイカー教授に聞いた。

 「我々のチームは、イギリスに住むさまざまな性別・年齢の1400人以上のデータをもとに研究を進めました。20~30年という長期間にわたり、仕事・経済状況・教育水準・食生活・喫煙や飲酒の有無・住宅環境の変化など、生活にかかわるさまざまな項目の質問に協力してもらったのです。

 くわえて、1400人を超える協力者から、定期的に血液サンプルも提出してもらいました。それにより、生活環境がどのように生物学的年齢に影響するかを明らかにすることができたのです」

 ベイカー教授によると、老化に関する最新研究では、血液サンプルから「DNAのメチル化」を測定するのが有効であると証明されているという。

 メチル化は「ヒトの老化を促進する基本的なメカニズム」。つまり、血液サンプルから「一定の期間でどの程度メチル化が進んだか」を調べれば、生物学的にどれくらい老化が進んでいるかが判明するというわけだ。

 ベイカー教授が続ける。

 「生活環境ごとに分類し調査した結果、喫煙歴のある人はない人に比べて1年に0.021歳早く老化していることがわかっています。失業を経験した人は、1年に0.027歳。

 しかし、賃貸に住んでいる人のインパクトはそれ以上でした。老化のスピードは持ち家の人に比べ、年間0.045歳早い。つまり、1年に約2.5週間も老化していたのです。もちろん、年収などの経済状況が結果に影響しないよう調整して分析しています。

 1年に2.5週と聞くと大したことがないと思うかもしれませんが、この数字は、喫煙の1.5倍以上です。我々にとってもショッキングな結果でした」

 ちなみに、アデレード大の研究では、持ち家であっても、隣の家と壁が接している長屋タイプの人は年間0.004歳、ベッドルームが居住者3人あたり一つ以下しかない人は0.012歳、老化が早いことが明らかになった。

 一方、賃貸であっても、政府などが所有する公共賃貸住宅に住む人の老化スピードは、年間0.002歳早いものの、民間の賃貸住宅に住む人よりもはるかに遅いことがわかった。

 長きにわたる論争となっていた「持ち家vs賃貸」論争。最新の研究で、賃貸が老化を早めると発表されたが、いったい何が老化の原因となるのだろうか...。後編記事『「賃貸住宅に住むと早死にする」…! 名門大学が研究論文で明かした衝撃の理由とは』で引き続き紹介する。
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「賃貸であっても、政府などが所有する公共賃貸住宅に住む人の老化スピードは、年間0.002歳早いものの、民間の賃貸住宅に住む人よりもはるかに遅い」と言う事なら、民間の賃貸は廃止し、全ての賃貸居住者は公共賃貸住宅に住めるようにするべきではないですか?

少なくとも、政府は、日本以外の外国では普通に行われている、韓国ですら行われている、「家賃補助」をするべきではないですか?