一票の格差に反対のブログ

民主主義のブログです。

ガーシー議員に投票した国民の29万票を死票にして良いのでしょうか?

第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
4 選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

投票は国民固有の権利であり、その投票結果は神聖にして不可侵です。しかし現実には一票に格差が付いているわけで、神聖な国民の一票に格差を付けるなど言語道断なのですが、今回、さらに重大な憲法違反が行われようとしています。

参議院は、ガーシー議員を除名し、除名する事でガーシー議員に投票された29万票もの投票を死票にしようとしています。国民の神聖にして不可侵の投票を無効にするなど一体、誰にできるのでしょうか? 明らかに憲法違反ですよね?

ガーシー議員に投票した29万人もの国民は、その投票は間違いだと一方的に決めつけられるわけです。これは憲法15条の言う「選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない」に明らかに違反しています。国会議員はガーシー議員に投票した国民に向かって「お前たちはバカ者だ、責任を取れ」と侮辱する権利が有るとでも言うのでしょうか?

もちろん、ガーシー議員が昔、江戸城の松の廊下で刀を振り回し刃傷沙汰に及んだ赤穂藩主のような事をすれば、除名も止むを得ないでしょうが、ガーシー議員は只国会に来ないだけではないですか。そもそもガーシー議員に国会に来て何をやれと言うのでしょうか? やる事いうたら、他の議員の真似をして居眠りをする事くらいしか、やる事が無いではないですか?

そんなバカな事をしなくても、ガーシー議員は日本を良くしようと、ネットで発信されています。日本の参議院議員で一番有名な議員はガーシー議員です。これも常日頃、ガーシー議員がネットで活躍しているからです。それを妬む者たちが、今回、ガーシー議員を除名しようとしています。

私はガーシー議員に投票した29万人の一人として、大変、誇らしい気持ちで一杯です。ガーシー議員に投票して本当に良かったと思います。

ガーシー議員が除名されたら、斉藤隆夫と同じではないでしょうか? 斉藤隆夫は反軍演説が軍部の反発を招いたため、1940年3月7日、衆議院で除名。

反軍演説が軍部、及び軍部との連携・親軍部志向に傾斜していた議会内の諸党派勢力(政友会革新派(中島派)、社会大衆党、時局同志会など)より反発を招き、3月7日に議員の圧倒的多数の投票により衆議院議員を除名された。