一票の格差に反対のブログ

民主主義のブログです。

天皇家と言うてますが、そもそも皇室は「家」なんですか?


つまり、皇室は、国家の組織、つまり、国家機関であり、天皇は、その国家機関の役職の名前であって、皇室は家ではないのです。

その国家機関である皇室を、「家」と考えるから、「天皇家の存続」などという、奇妙な事を言う者が出て来るのですよね?

国家機関である皇室を、天皇家などと言うから、「家」と勘違いして、天皇家の存続の為には、女性が家を継いでも良いだろうとか、養子を認めても良いだろうとか、おかしな話に成るのですよね?

皇室は国家機関であって、「家」ではありません。従って、天皇家の存続問題など存在しません。

そして国家機関としての皇室の存在理由は明確です。それは国民を統合する目的で存在するのであり、その目的を達成する為に、天孫降臨神武天皇というファンタジーを必要とする。と言う事です。

従って、是は、一般家庭の家の存続問題とは全く違います。国家機関としての天皇の存続問題なのです。国家機関としての天皇の役職を、どうやって受け継ぐかという問題なのです。

そして天皇が、天孫降臨神武天皇に起源を発するというファンタジーに基づいている以上、天皇は男系でなければ成りません。つまり、神武天皇の血統を受け継いだ男性天皇です。では現在の皇室に男性が居なくなったらどうするか?

天皇は国家機関の役職なのですから、他の国家機関がそうしているように、一般の国民の中から、天皇の役職を務められる者を選べば良いだけです。その最低の条件は、天孫降臨神武天皇Y染色体を持っている事です。この最低の条件を満たす事が出来る者は、国民の中に数万人は居るでしょう。

従って、今、政府が言っているような、女性宮家を立てる必要も無ければ、養子を迎える必要も有りませんよね?